こんにちは。ケイゾクです。
今は2021年3月。
ちょうど1年前の2020年3月は忘れられない1カ月となりました。
なぜなら、コロナショックによる株価暴落に伴い、CFD取引で大きな損切をしたからです。
その時の記事はコチラからどうぞ。
今回の記事は痛手を負ったロスカット以降のCFD取引の推移と、今後の方針などについて紹介したいと思います。
運用開始から現在までの取引推移
私がCFD取引を始めたのは2019年9月。
その時はまずは15万円ほど入金して、試しにイギリス100をちょこっとトレードしている程度でした。
そこから約3カ月ほど経過してから、『そこそこ動くしイギリス100でリピート売買っぽくしようかな』と思い追加入金。
証拠金は約50万円ほどになりました。
その後、年末から2020年にかけて、米国ダウはその時の史上最高値に迫り、イギリスのFTSEもドンドン値上がり。
『この流れに乗らなければ!』とさらに30万円ほど追加入金して証拠金は約80万円ほどになりました。
ここまでの利益推移は以下のとおり、約半年で8%近い利益を積み重ね、この時点の含み損も1万円前後と順調そのものでした。
コロナショックで状況は一変
そしてコロナショックでこうなりました。
この経緯については過去の記事で書いていますが、資金管理の甘さと『自分は大丈夫』と言う根拠のない過信が原因です。
この段階で手を引くと言う選択肢もありましたが、高値のポジションがまだ残っていたことと、コロナが収束すれば戻ってくることに期待して細々とトレードを継続することとしました。
コロナショック後の取引状況
コロナショックから1カ月が経過して、3月が底だった雰囲気になりつつあり少しトレードを再開。
最低限のロット数、低いロスカットレートを維持しながらポツポツと利益を拾い、一方で価格調整額の付与を受けることを目的としたポジションも作っていました。
値幅・利幅が100ポンドで一定間隔にIFD注文を出す手動トラリピのような感じです。
これと並行して少しずつ入金をしていたので、証拠金を厚くしながら慎重にトレードを重ねて、今2021年3月中旬ぐらいです。
コロナショックの損失は約40%程度回復していますが、依然として運用結果としては赤字ですね。
なお、8月に凹んでいるのはお小遣いで商品CFDに挑戦したら返り討ちにあった傷跡です。
今後のトレードは裁量を含めた手動トラリピ
2021年3月17日時点のレートは6,700ポンド~6,800ポンドあたりを推移しています。
コロナショックで4,833ポンドまで下がったので、約40%ほど戻していますね。
現在の証拠金は約120万円ですが、コロナショック後の手動トラリピのようなスタイルでしばらくは継続していきたいと思います。
現在はGMOクリック証券を使っていますが、IFD注文の期限は最長で2週間です。
完全放置できないと言うデメリットではあるのですが、逆に2週間経過したらトラップの位置を見直すようにしています。
具体的には、移動平均線・一目均衡表・MACDなどを参考に反発・反落ポイントにアタリをつけてIFD注文を数本出します。
2週間後、ポジションが成立して残っていたり、あるいは決済されていたり、または、ポジションが成立せずに注文は消滅することもよくあります。
決済されずに残ったポジションは損切はせずに継続して保有し、決済を待ちながらあわよくば価格調整額もゲットできればラッキーと考えています。
基本的にはこの作業を1週間か2週間に1回の割合で行っています。
チャートを見れなくてもトレードできるのが手動トラリピなどのリピート売買の醍醐味であって、チャート分析をしてしまったら本末転倒な気もしますね。
しかし、個人的にはチャート分析自体は面白いと思えるし、他のFXで取り組んでいる手動トラリピでも活かせるのではないかなと考えています。
ブレグジットの影響
私がCFD取引で用いているのは『イギリス100』ですが、2020年末には英国で『ブレグジット』と言う大きなイベントがありましたね。
簡単に言えば、英国がEUの枠組みから離れて、独自の通商政策などを行っていくことになります。
私は国際政治の専門家でもない、ただのサラリーマンなので『ブレグジット』について明朗に語ることはできません。
ただ、『ブレグジット』によって在英国の企業にとっては現時点ではマイナスの面が強いのかなと感じています。
実際、2021年1月の英国からEU域内への輸出額は、前年同月比で38.6%減、前月比でも40.5%減と大幅に減少しています。
もちろん、コロナ禍での経済停滞の影響もあると思いますが、関税・検疫手続きが生じたことによる影響が大きいと言われています。
1月は移行期間が終わった最初の月なので影響が顕著に出たこともあって一時的なものかもしれませんが、関税の発生は在英企業への負担は大きいものと思われます。
日本の企業も自動車メーカーなどの製造業は英国の工場閉鎖、オランダなどのEU国への移転を進めていますね。
こうしたブレグジットによる企業への影響はマイナス面が大きいこともあり、英国の株価指数にとっては重石となることが想定されます。
現在の米国ダウのように史上最高値をドンドン更新すると言う状況は、短期・中期的に見れば難しいかもしれません。
この点は、それぞれの推移を見ればハッキリと出ていますね。
この背景を考慮すると、しばらくはFTSE100の値動きは一定のレンジに収まるのではないかと言うことも予想されます。
したがって、このレンジを狙って手動トラリピのような手法でトレードするのもアリではないかなと考えています。
もちろん、適切な資金管理を行った上ではありますが。
まとめ:イギリス100のトレードは継続
コロナショックから1年。
CFD取引での失敗は大きなダメージとなりましたが、イギリス100はレンジを形成していることや、保有していることで得られる価格調整額も考慮してトレードは継続していく予定です。
短期的・中期的にはブレグジットの影響は尾を引くとは思いますが、コロナの収束によって一段上昇するのではないかと期待もしています。
いずれにしても資金管理をしっかりとして、トレードを長く継続できればと思います。
以上、本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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