手動トラリピ・カナダドル円の損益分岐点は78.17円(2020年6月5日時点)

こんにちは。ケイゾクです。

私は株式会社マネーパートナーズの連続予約注文を利用し、カナダドル円の手動トラリピに取り組んでいます。

その運用状況は毎週このブログで紹介していますが、3月以降はコロナショックで実質利益はマイナス圏で推移していました。

このまましばらくはマイナス圏で推移するかと思っていましたが、5月後半から6月第1週にかけてカナダドル円のレートが一気に80円を越えてきたことで、実質利益もプラスとなりました。

5月末時点

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6月第1週

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気がつけばプラス圏に突入していたのですが、一体どの時点でプラ転したのか疑問に思いました。

そこで、今回は実質利益のプラス圏とマイナス圏の境目、つまり、損益分岐点がどこにあるのかを検証してみたいと思います。

手動トラリピの損益分岐点とは

手動トラリピなどのリピート売買は、一定のレンジに複数のIFD注文(※)を仕掛け、そのレンジの中で為替レートが上下することによって利益を獲得していく仕組みとなっています。
※IFD注文:『〇円になったら買って〇円で売る』と言うのを1度の注文で出す方法

 

多くの場合が一定間隔でIFD注文を複数並べることとなるので、為替レートが一方向に動いた場合、含み損を抱えることになります。

その後、為替レートが逆方向に動くことにより含み損のポジションは決済されて利益として積み重なります。

こうしたリピート売買では、ポジションが多く成立すると含み損を抱えるケースがどうしても出てきます。

しかし、その含み損を上回る利益を獲得していれば損失が相殺されて結果的には実質利益がプラスとなります。

その転換点となる為替レートを今回は『損益分岐点』としています。

 

以下のグラフは、手動トラリピでカナダドル円のトレードを行ってきた私の記録を示したもので、用語の定義は次のとおりです。

累計利益:IFD注文で獲得した利益の累計額

評価損失:ある時点での含み損の額

実質利益:『累計利益ー評価損失』で算出される、ある時点での実質的な利益の額

上記グラフの2019年8月をご覧ください。

累計利益はそれなりに積み重なっていますが、評価損失(含み損)が大きいため、実質利益はマイナスとなっています。

つまり、この時点で撤退すると損失を被ったまま退場することになります。

 

一方、2020年1月は、含み損を抱えている状態ではありますが、それを上回る利益が積み重なっているので、実質利益はプラスとなっています。

この時点で撤退すると、含み損は抱えていますが実質的にプラスで終えることができます。

 

この両地点の為替レートを見ると以下のとおりで、2019年8月は80円前後で推移していますが、2020年1月は84円前後で推移していることが分かります。

私の設定レンジは現時点では75円~85円なので、2019年8月の方が含み損が大きいことになります。

また、2020年1月までに利益を積み重ねていることから累計利益も大きくなっているので、上記の結果となっていることが分かります。

 

以上のことから、2019年8月から2020年1月の間では80円~84円のどこかで、実質利益がマイナスからプラスに転換する損益分岐点があったことが推察されます。

カナダドル円の損益分岐点は78.17円(2020年6月5日時点)

さて、それでは実際に損益分岐点を見つけていきたいと思います。

ロスカットレート早見表を活用

今回の検証には以前の記事で紹介しました『ロスカットレート早見表』を使いたいと思います。

ロスカットレート早見表については以下の記事をご覧ください。

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なお、上記の記事では想定レートがいくつか入力していますが、今回は1個あれば足りるので、以下のとおり1つだけ残してその他は削除しておきます。

また、正しく評価損益を算定するため、各購入レートの算定式を以下のとおり修正します。

=IF((B$5-$A11)*500<0,(B$5-$A11)*500,0)

※これにより、想定レートより低い購入レートのポジションはプラスではなくゼロと表記されます。

実質利益がゼロになる為替レートを見つける

損益分岐点では実質利益がゼロとなりますが、実質利益を計算するのに必要な数値は先ほど記載したように、『累計獲得利益額』『含み損』の2つです。

累計獲得利益額はトレードを記録していれば把握できているかと思います。

 

私の場合はエクセルで管理していますが、毎月の獲得利益額を分かりやすくグラフにすると以下のとおりです。

これらを足しあげた金額に、6月1日~5日の獲得利益額4,989円を加算すると、6月5日時点の累計獲得利益額は『95,938円』になります。

 

この累計獲得利益額から含み損を差し引いた数字が『0円』になる地点が『損益分岐点』となります。

したがって、次は含み損が『-95,938円』となる為替レートを見つけるのですが、ここでは先ほどのロスカットレート早見表を使います。

 

早見表では想定レートを変更することで、その時点の含み損が確認できるようになっています。

このため、任意の想定レートを入力しながら含み損が『-95,938円』となる地点を探すことで、損益分岐点を見つけることができます。

まずは、『78円』にすると含み損は『-100,525円』となりましたが、累計獲得利益額『95,938円』を上回るので実質利益はマイナスになりますね。

 

次に、『78.25円』にすると含み損は『-93,775円』となり、累計獲得利益額を下回るので実質利益はプラスになりますが、やや乖離があります。

このように見当をつけて繰り返していくと、『78.17円』での含み損が『-95,935円』となることが分かりました。

実質利益が限りなくゼロに近くなったことから、このレート近辺が損益分岐点と考えて問題なさそうですね。

以上のことから、6月8日以降は、カナダドルが78.17円を上回っている限りは実質利益はプラスであることが分かりました。

 

これにより、為替レートが乱高下していても、78.17円以上であれば余裕をもって相場を見ることができますね。

なお、相場が動くことで利益を獲得すれば(累計獲得利益額が増加すれば)、その分少しずつ損益分岐点のレートは下がっていくことになります。

これまでの損益分岐点の推移

これまで見てきたように、実質利益がゼロとなる為替レートが損益分岐点となりますが、実質利益を算出するための『累計獲得利益額』は、利益を獲得するたびに増加していきます。

手動トラリピを始めた当初は累計獲得利益額が少ないので、実質利益がゼロとなる損益分岐点の為替レートは当然高くなります。

しかし、手動トラリピによって時間の経過とともに累計獲得利益額が増加していくので、必然的に損益分岐点の為替レートは下がっていくことになります。

試しに私のこれまでのトレード期間での損益分岐点の推移を出してみたところ、以下のとおりとなりました。

損益分岐点がキレイに右肩下がりの折れ線を描いていますね。

また、コロナショックでは激しい乱高下の中で多くの利益を得たので、2月から3月の傾きは他の月と比べて角度がついているのも分かりますね。

 

このことから、例え暴落相場の中であっても利益を確保することで、確実に損益分岐点は下がること、また、長く継続すればするほど累計獲得利益額が増加し、損益分岐点は下がっていくことが言えます。

 

あと2年ほど継続すれば、設定レンジである75円以上であれば常にプラスと言う状況になっているかもしれません。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

手動トラリピは1回の利益は多くはありませんが、コツコツと利益を積み重ねることで、安定した利益を得る可能性のあるトレード手法であると言えます。

そのためには、ロスカットを回避して長く継続するために適切な資金管理が重要であることは言わずもがなですが、なかなか大きな利益が出ないからと途中で辞めてしまわないことも大切な要素です。

リピート売買は始めてすぐには利益が出にくいかもしれませんが、適切な設定レンジと適切な資金管理で徐々に利益が積み上がっていきます。

まさに『継続は資産なり』ですね。

これからもコツコツと継続していきたいと思います。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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