こんにちは。ケイゾクです。
私がFXを齧り始めたのは2016年頃。
『1ドル=120円』がどうなったら円高で円安かぐらいは分かっていました。
でも、『1ユーロ=1.3ドル』はどうなったらドル高でドル安なのか、あるいは、ユーロ高でユーロ安なのかちゃんと分からないまま為替レートを見つめていました。
それから約5年が経過し、あの頃からは少し理解ができるようになりました。
今からFXを始めたいなと思ってて、5年前の私と同じような理解度の方の参考になればと思い、小難しいことはなるべく省略して説明したいと思います。
この記事を読んで欲しい方FXを始めたいと思っている方
為替レートの見方が分からないと言う方
左側の通貨を右側の通貨で買うと考えてみる
本来、為替レートの説明を丁寧にするのであれば、『為替の由来は』とか『基軸通貨が米ドルで』と言った、教科書的な説明があるべきなのかもしれません。
しかし、この記事では『左側の通貨を右側の通貨で買うと考える』と言う1点に絞って説明します。
要は、どうなったらドル高なのか、ユーロ安なのかと言うことが分かることがスタートだと思うので。
例①:米ドル/円の見方
『米ドル/円』は日本人にとっては最もポピュラーな通貨ペアですね。
例えば、『1ドル=120円』とは、1ドルを買うためには120円が必要と言うことを表しています。
この状態から『1ドル=110円』になれば、1ドルを買うためには110円で足りることになります。
これは、円の価値が上がったor強くなったと言うことになるので『円高になった』と表現されますね。
逆に『1ドル=130円』になれば、1ドルを買うためには130円が必要となり、最初の状態から10円がさらに必要となりますね。
これは、円の価値が下がったor弱くなったと言うことになるので『円安になった』と表現されることになります。
一方、反対の通貨である米ドルは、円高になればドル安、円安になればドル高となるのは言わずもがなです。
これは、以下の例でも同様です。
例②:ユーロ/ドルの見方
『ユーロ/ドル』は日本人には馴染みが少ないかもしれませんが、世界で最も取引されている通貨ペアです。
したがって、FXにおいてもユーロとドルの動向は結構重要になるので、両者の関係は正確に理解しておきたいですね。
例えば、『1ユーロ=1.3ドル』とは、1ユーロを買うためには1.3ドルが必要と言うことを表しています。
この状態から『1ユーロ=1.2ドル』になれば、1ユーロを買うためには1.2ドルで足りることになります。
これは、米ドルの価値が上がったor強くなったと言うことになるので『ドル高orユーロ安になった』と表現されますね。
逆に『1ユーロ=1.4ドル』になれば、1ユーロを買うためには1.4ドルが必要となり、最初の状態から0.1ドルがさらに必要となりますね。
これは、米ドルの価値が下がったor弱くなったと言うことになるので『ドル安orユーロ高になった』と表現されることになります。
例③:カナダドル/円の見方
『カナダドル/円』は、私がマネーパートナーズの連続予約注文を使った手動トラリピで運用しているメインの通貨ペアです。
日常生活で触れる機会はかなり少ないとは思いますが、FXでもトラリピなどのいわゆるリピート系では人気が高いですね。
こんにちは。ケイゾクです。私は資産運用のツールとして『FX』を利用しています。FXの基本について知りたい方は以下の記事をご覧ください。[sitecard subtitle=関連記事 url= https://[…]
レートの見方はこれまでと同様『左の通貨を右の通貨で買うと考える』ことになります。
例えば、『1カナダドル=80円』とは、1カナダドルを買うためには80円が必要と言うことを表しています。
この状態から『1カナダドル=70円』になれば、1カナダドルを買うためには70円で足りることになります。
これは、円の価値が上がったor強くなったと言うことになるので『円高orカナダドル安になった』と表現されますね。
逆に『1カナダドル=90円』になれば、1カナダドルを買うためには90円が必要となり、最初の状態から10円がさらに必要となりますね。
これは、円の価値が下がったor弱くなったと言うことになるので『円安orカナダドル高になった』と表現されることになります。
例④:豪ドル/NZドルの見方
『豪ドル/NZドル』は、日常生活では全く使われないと思います。
豪ドルはオーストラリアドル、NZドルはニュージーランドドルを指しますが、この通貨ペアもFXのリピート系では人気が高くなっています。
見たことない通貨ペアでも同様に『左の通貨を右の通貨で買うと考える』ことになります。
例えば、『1豪ドル=1.1NZドル』とは、1豪ドルを買うためには1.1NZドルが必要と言うことを表しています。
この状態から『1豪ドル=1.0NZドル』になれば、1豪ドルを買うためには1.0NZドルで足りることになります。
これは、NZドルの価値が上がったor強くなったと言うことになるので『NZドル高or豪ドル安になった』と表現されますね。
逆に『1豪ドル=1.2NZドル』になれば、1豪ドルを買うためには1.2NZドルが必要となり、最初の状態から0.1NZドルがさらに必要となりますね。
これは、NZドルの価値が下がったor弱くなったと言うことになるので『NZドル安or豪ドル高になった』と表現されることになります。
まとめ:為替レートの見方は分かれば簡単
いかがでしたでしょうか。
為替相場にはたくさんの通貨ペアがありますが、『左側の通貨を右側の通貨で買うと考える』ことで、どちらの通貨が強くなるか(高くなるか)が見えてきます。
この点さえ理解できれば、どんな通貨ペアでも為替レートの動きが意味するところが分かるようになるかと思います。
今回の説明は私なりの感覚が多分にあるので、詳細な説明を省略している点はご容赦いただければ。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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