こんにちは。ケイゾクです。
我が家には3人の子供がいるのですが、先日、楽天証券で3人分のジュニアNISA口座を開設しました。
自分が楽天証券で総合口座を開設した時を思い出すと、淡々と手続きできた記憶があるのですが、今回のジュニアNISAでは用意する書類も増えるのでやや手間だなと感じました。
と言うことで、今回は楽天証券でのジュニアNISA口座開設までの手続きと、ジュニアNISA口座への資金移動までの手続きを紹介したいと思います。
この記事を読んでわかること楽天証券でジュニアNISA口座の開設手続き
ジュニアNISA口座への資金移動方法
楽天証券でジュニアNISA口座開設の申し込み
楽天証券のHPにも掲載されていますが、ジュニアNISA口座開設までの流れは概ね以下のとおりです。
①未成年口座及びジュニアNISA口座開設の申し込み
②口座開設書類が自宅に到着、必要書類を返送
③未成年口座の開設
④ジュニアNISA口座の開設
私の場合、上記の①~④に28日間かかりました。
②の必要書類を発送してから④までは19日間です。
それでは、手続きを順に見ていきましょう。
①未成年口座及びジュニアNISA口座開設の申し込み
まずは『楽天証券 ジュニアNISA』と検索して、楽天証券のジュニアNISA口座開設申し込みのページへアクセスしましょう。
ちなみに、子供の親または後見人が楽天証券の総合取引口座を開設している必要がありますので、念のため、ご注意ください。
次に、子供の『未成年口座』を開設しているか否かで、手続きが変わってきます。
『未成年口座』は『ジュニアNISA口座』とは異なるので、間違えないようにしましょう。
『未成年口座』はいわゆる総合取引口座で、その中に『ジュニアNISA口座』を作ることになります。
通常のNISA口座、つみたてNISA口座を総合口座の中に作るのと同様ですね。
②口座開設書類が自宅に到着、必要書類を返送
①の申し込みが完了すると、すぐに口座開設書類が届きます(我が家は、2日後に届きました)。
必要書類とは、マイナンバーや住民票といった類の書類ですね。
申込書以外で自分で用意する必要がある書類は以下のとおりです。
まずは、『子供のマイナンバー』です。
これは、返送書類に個人番号を記載し、証拠書類としてコピーを張り付ける必要があります。
個人番号カード(いわゆるマイナンバーカード)の場合は、表・裏どちらもコピーする必要があるので注意しましょう。
次に、親または未成年後見人の関係書類です。
これはパターンAとパターンBがありますが、1点だけで済むAを選択する人が多いのではないかと思います。
こちらも、運転免許証やマイナンバーカードなどの場合は表・裏どちらもコピーする必要があります。
最後に、登録者(親または未成年後見人)と子供の関係(続柄)を示す書類です。
こちらは、子供と同居しているか否かによって変わります。
我が家の場合は子供と同居しているので、住民票の写しを用意しました。
住民票は『続柄』が記載されている必要があるので、取得する時に忘れずに続柄表記を選択しましょう。
③未成年口座(総合取引口座)の開設
上記②の書類を発送後、約1週間程度で登録したメールアドレスに『総合取引口座開設の書類を受領しました』と言うメールが届き、その翌営業日あたりには『総合口座の開設が完了しました』と言うメールが届きました。
メール受信から数日後、ログインIDと初期パスワードが記載された書類が届きます。
ここで注意いただきたいのは、この時点では未成年口座の開設が完了しただけであって、ジュニアNISAの口座は開設できていません。
ジュニアNISA口座の開設には、税務署の審査が別途必要だからです。
審査自体は楽天証券から自動で税務署に手続きが行われるので、私達はただ待つだけです。
④ジュニアNISA口座の開設
上記③で記載したとおり、ジュニアNISA口座開設には税務署の審査が必要ですが、我が家の場合は未成年口座(総合取引口座)開設の1週間後に審査が完了し、『ジュニアNISA口座の開設手続きが完了しました』と言うメールが届きました。
これで晴れてジュニアNISA口座での取引を始めることができます。
以下のように、子供の口座にログインしてトップページに『ジュニアNISA』の表示があればOKです。
番外編:楽天銀行口座を開設しておくのもアリ
ジュニアNISAで運用する資金は親名義の口座からも入金できるので、子供の銀行口座がなくても問題ありません。
ただ、上記のとおり、ジュニアNISA口座開設にあたって住民票などの必要書類を揃えるので、この際、子供の楽天銀行口座を開設するのもアリかと思います。
特に、ジュニアNISA口座開設では住民票の写しはコピーでもOKなので、原本を手元に残すことができます。
折角なので、子供の楽天銀行口座を開設して1000円ゲットしてみてはどうでしょうか。
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ジュニアNISA口座への資金移動方法
ジュニアNISAの口座が開設できれば、いつでも運用を開始することができます。
ただし、資金の移動が通常と異なるので注意しましょう。
例えば、親本人の総合取引口座であれば、楽天銀行から総合取引口座へ入金すれば商品の購入が可能となります。
しかし、ジュニアNISAでは未成年口座からジュニアNISA口座への『振替』と言う手続きが必要となります。
と言っても操作は簡単なので、以下で確認しましょう、
未成年口座へ入金
まずは、未成年口座(総合取引口座)に入金します。
マイメニュータブから『入金』を選択し、任意の金融機関を選択します(画像では私が前回に入金した金融機関が表示されています)。
この次に金額等を入れる画面が出てきますが、名義人を選択する必要があるので、該当する名義人を選択します。
ご覧のように親名義の口座からも入金できますので、子供口座は必須ではありません。
この後、インターネットバンキングにて所定の手続きを行うことで、未成年口座への入金手続きが完了します。
リアルタイム入金であれば、トップページにすぐに反映されます。
ジュニアNISA口座への振り替え
未成年口座への入金が完了したら次に『ジュニアNISA口座』への振り替えを行います。
マイメニュータブから『ジュニアNISA口座振替』を選択します。
すると、以下のページが表示されるので、『振替金額』欄に移動したい金額を入力して進みます。
なお、この振替操作を行うとその資金は拘束されて出金できなくなるので、ご注意ください!
※現時点では子供が18歳になるまで出金できない設定ですが、今後の制度改正によって2024年1月から18歳未満でも出金できるようになる予定です。
ここまで完了すれば、即座にジュニアNISA口座に反映されて取引が可能となります。
なお、総合取引口座とジュニアNISA口座はトップページ上部のタブで切り替えることができます。
まとめ:ジュニアNISA口座開設は2023年12月まで!
以上、ジュニアNISA口座開設から運用開始までの一連の流れを紹介いたしました。
ご存知の方も多いかとは思いますが、現行のジュニアNISA口座の開設は2023年までです。
また、これまでは18歳になるまで出金できませんでしたが、2024年1月にはその制限が撤廃されいつでも出金することが可能となります。
年間80万円を非課税で運用でき、2024年からはいつでも出金可能となるので、現時点で教育資金でまとまったお金があるのであれば、運用の1つとしてジュニアNISA口座を開設するのも良いかと思います。
なお、運用にあたっては自己の判断で行っていただく必要があるので、ご留意ください。
以上、本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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