こんにちは。ケイゾクです。
私は資産運用の一環として、FXの『手動トラリピ』と言う手法を使って実行しています。
メインとしている通貨は『カナダドル円』で、2019年3月から運用を開始して、順調に利益を積み重ねて年利換算でも約10%の状態をキープしています。
今回、資金が約80万円に達したので、手動トラリピの設定を変更することにしました。
簡単に紹介すると、1回あたりの決済額を多くするため通貨量を増やし、トラップの幅を広くしてトラップの本数を削減しています。
以下の記事で詳細を説明しますので、是非ご覧ください。
FXの手動トラリピとは?
私はカナダドル円を株式会社マネーパートナーズの連続予約注文を利用して運用しています。
連続予約注文とは1度の注文で20回分のリピート注文ができるシステムです。
この特徴を活かして、一定の範囲に複数の連続予約注文を並べることで、自動で売買が繰り返されることになります。
私はこのリピート売買を『手動トラリピ』と定義しています。
本家のトラリピは株式会社マネースクエアが特許を得た仕組みで、回数無制限で複数のリピート売買注文を1度で完了するシステムです。
マネパの連続予約注文では1件ずつ注文をしなければらないので、そこは大きな違いですね。
この両者の違いの詳細は以前の記事で紹介しているので、こちらをご覧ください。
こんにちは。ケイゾクです。私は資産運用のツールとして『FX』を利用しています。FXの基本について知りたい方は以下の記事をご覧ください。[sitecard subtitle=関連記事 url= https://[…]
マネーパートナーズのFX口座の開設は以下のバナーからどうぞ!
手動トラリピ・これまでの設定状況
これまでにも何度か設定状況を紹介してきましたが、私の既存の設定のポイントは以下のとおりです。
設定のポイント狭い値幅で決済の回数を稼ぐ
狭い利幅で少ない利益をコツコツ稼ぐ
最初は資金も少なかったことから、とにかく、コツコツと利益を稼ぐために上記の設定としました。
その後、毎月資金を追加するとともに、決済で得た利益が積み重なってきたことで、トラップの本数をドンドン増やしていった結果、以下の状況となりました。
投資元本:756,361円
累計獲得利益:122,183円
原資合計:878,544円
①基本設定:75円、75.25円、75.5円…85円で41本
②追加設定:75.15円、75.4円、75.65円…83.65円で35本
③臨時設定:83円~84円で6本
①~③合計:82本
ご覧のとおり82本までトラップが増えました。
資金も当初は30万円ちょっとでスタートしたのが、毎月資金を追加し、今では決済益も含めて80万円を越えています。
ここから資金を追加してさらにトラップを増やすこともできますが、やはり管理が煩雑になってきます。
1年半を経過してくると、連続予約の回数制限である20回をクリアするトラップも出てきて、管理が行き届かなくなることも懸念の1つです。
そこで、今回、設定の見直しを行うこととしました。
手動トラリピ・設定変更内容
まず、設定の変更にあたって何よりも意識しなければならないのは『ロスカットレート』です。
設定を変更してロスカットレートが上がって、リスクを大きくしていては意味がないですね。
これまで、カナダドル円の設定ではロスカットレートを最低でも64円以下としてきました。
設定変更前も、概ね62円台のロスカットレートにしていましたので、変更後もこの水準を保つことが大前提となります。
設定変更のポイント設定レンジは変わらず75円~85円
設定を変更するのは75円~80円の範囲
1回あたりの利益を125円から250円に
設定レンジ
設定レンジはこれまでの75円~85円から変更しません。
この理由は、運用を開始してから概ね74円~84円台で推移していることが1つです。
もちろん、たった1年8カ月の短い期間の実績であって、今後、このレンジを外れる可能性は多分にあります。
ただ、2020年3月のコロナショックでも74円を割らなかったことから下値は相当固いと考え、敢えてレンジを変更する必要はないと判断しました。
80円以下の設定を変更
80円以下のトラップのみ変更した理由は2つあります。
80円以下を変更した理由①80円以上のトラップを変更すると、ロスカットレートが上がること
②連続予約注文は逆指値で注文ができないこと
②は技術的な問題ですが、①は超重要な点ですね。
1件の注文における通貨量を増やすので全ての注文を置き換えると、必要証拠金が増額となりロスカットレートは必然的に上がります。
さらに、高いレートのポジションを持った場合、低いレートのポジションと比較すると、下落した時の含み損がより大きくなります。
今回、ロスカットレートを変更前後で変わらないようにすることを前提としているので、自作のエクセルツールで算定した結果、80円以下を置き換えることでロスカットレートはほぼ変わらないことが分かりました。
また、変更時点の為替レートが80円台だったため、全て指値で連続予約注文ができたので、結果的に良いタイミングだったと思います。
また、既存の設定では75円~85円で82本のトラップを仕掛けていたわけですが、今回変更したのは80円以下のトラップで作業の内容は以下2点のみです。
①80円以下の連続予約注文を全て取り消す
②80円以下の連続予約注文を再設定する
書いてみるのは簡単ですが、①は工夫していないと結構手間がかかります。
なぜなら、連続予約注文照会の一覧では、どれがいくらの注文なのかが分からないので、どれを消していいか分からないためです。
これでは、どれを消していいかパッと見では分からないですね。
したがって、グループIDがいくらの注文なのかをエクセルなどで記録しておくのがオススメです。
1回あたりの利益額を変更
これまでは1回の決済で獲得できた利益は125円でしたが、これを今回からはその倍の250円となるように変更しました。
利益額を増額するには、通貨量を増やすか利幅(決済の幅)を広げる必要があります。
今回は前者を選択し、1本の通貨量を500通貨から1,000通貨に変更し、利幅はこれまでどおり0.25円としました。
例えば、『75円で買い・75.25円で売り』と言った注文となります。
手動トラリピ・設定変更後
上記の変更をした結果、設定状況は以下のとおりとなりました。
利益250円ゾーン値幅:0.25円
利幅:0.25円
本数:21本
利益125円ゾーン値幅:0.15円
利幅:0.25円
本数:41本
そして、重要なロスカットレートは約62円です。
まとめ:手動トラリピは柔軟に
今回の変更は資金の関係で全てのトラップを変更できませんでしたが、今後も資金を追加していき、また、利益を積み重ねることで証拠金が厚くなってきたら、再度設定を見直していきたいと思います。
このように状況に応じてトラップの設定を変更して柔軟に対応していけるのは、手動トラリピのメリットかと思います。
手間がかかるので面倒ではありますが、色々とシミュレーションしながら設定を考えるのは案外楽しいものです。
ただ、必ず設定を見直していかなければならないと言うわけではないので、時間がない方や完全にほったらかしにしたい場合は、敢えて見直さなくても大丈夫です。
ロスカットレートさえ把握して資金管理が適切に行えていれば、運用上は全く問題ありません。
これからも淡々と運用を継続していきましょう。
以上、本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
※『分かりやすくて参考になった!』『分かりにくい!もっと頑張れ!!』色んな意味をこめて、以下のボタンをポチっとしてもらえれば嬉しいです。
こんにちは。ケイゾクです。私は株式会社マネーパートナーズの『連続予約注文』を利用し、FXのリピート売買で資産運用を行っています。 『FX』と聞くとギャンブル・投機と言ったイメージを持たれる方もいらっ[…]
こんにちは。ケイゾクです。私は株式会社マネーパートナーズの『連続予約注文』を利用し、FXのリピート売買で資産運用を行っています。 『FX』と聞くとギャンブル・投機と言ったイメージを持たれる方もいらっ[…]
こんにちは。ケイゾクです。私は株式会社マネーパートナーズの『連続予約注文』を利用し、FXのリピート売買で資産運用を行っています。 このマネパの連続予約注文は、上手く利用することで長期的な資産形成に非[…]
こんにちは。ケイゾクです。コロナショック真っ只中ですが、この荒れた相場でカナダドル円のリピート売買が孤軍奮闘で頑張ってくれています。カナダドル円については、マネーパートナーズの『連続予約注文』を利用して、想定したレン[…]