ロスカット計算が簡単にできる早見表を作成しよう(マネパ版)

株式会社マネーパートナーズ パートナーズFX

こんにちは。ケイゾクです。

本日は私がマネパの連続予約注文を使って取り組んでいる手動トラリピで、設定レンジを考える際に作成した『ロスカットレート早見表』の紹介です。

まずは実際に私がカナダドル円の手動トラリピで使っている早見表の一部をご覧ください。

このように私のロスカットレートは、証拠金維持率が100%以下になる62円台となります。細かいレートも確認できますがその方法は後述します。

 

今回はこの早見表を作成する手順を紹介していきたいと思いますので、次のどれかにあてはまる方は是非ご覧ください。

手動トラリピでトレードしているけどロスカットレートの計算が分からない

手動トラリピでトレードしたいのでロスカットレートを計算したい

手動トラリピではないがマネパで運用している(運用したい)

エクセルで表の作成ってなんだかめんどくさそうだなと思われるかもしれませんが、マクロだとか難しい仕組みは使いません。

 

手順に沿って作成してもらえれば早くて15分程度、丁寧にやっても1時間もあれば基本形までは作れると思います。

それでは、早速見ていきましょう!

ロスカットレート早見表を作成してみよう!

私はマネーパートナーズ(マネパ)の連続予約注文を利用して、カナダドル円で手動トラリピを実践しています。

 

したがって、マネパを利用することを前提に作成しています。

これは、必要証拠金の計算方法が各社で異なったりするので(詳細は後述します)、他のFX会社でのトレードではそのまま活用できるものではないので、その点はご了承ください。

 

なお、マネパであれば、為替ペアはカナダドル円以外のペアでもOKです。

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それでは、まずはエクセルソフトを立ち上げていただき、次の手順に沿って作成していきたいと思います。

基本情報の入力

エクセルを開いたら画像①にあるとおり、それぞれの項目名を記載しましょう。

表や下線、フォントの大きさなどはお好みで作成してもらって構いませんが、入力する場所(セル)は間違えないようにしてください。

 

次に赤枠で囲ってある『受け入れ証拠金』と『未決済スワップ損益』に、ご自身が運用している為替ペアの金額を入力してください。

ちなみに、マネパであれば以下の画面の数字になります。

色々な項目で似たような金額が表示されたりしていることもあるので、間違えないよう気をつけましょう。

未決済スワップ損益がない場合は空欄もしくは0と入力してください。

 

今回のサンプルでは便宜的に受入証拠金を100,000円、未決済スワップ損益を1,000円としています。

購入レートと想定レートを入力

先ほど作成した表の『購入レート』の下に、画像②のとおり、購入しているレートもしくは手動トラリピで設定するレンジのレートを入力しましょう。

次に、画像③のとおり、表の『建玉数』の右隣のセルに以下の数式を入力してください。

=COUNT(A:A)

 

解説この数式の意味するところは『A列に数値が入っているセルの個数を数える』と言うものです。先ほど82円~85円で9個入力しているので、9個と表記されています(1~9行目は数値ではなく文字なのでカウントされません)。
正しく数えられているか必ず確認しましょう。

建玉数が間違いなく表記されていることが確認できましたら、画像④のとおり想定レート欄の右側のセルに購入レートよりも低いレートを入力しましょう

この欄でロスカットレートを見つけるので、『ここらへんまで下がるかな』と言う想定のレートを入力してください。

ここは後で変更できるので(変更するので)とりあえずの数字で構いません。

 

今回は70円~62円としています。

各レートでの含み損を入力

次に、画像⑤にあるとおり購入レート一番上にあるセルの右隣に以下の数式を入力しましょう。

=(B$5-$A11)*500

 

解説この数式では『想定レートの時の各ポジションの含み損』を計算しています

重要『$』は絶対参照の記号ですが詳細はググってもらうとして、この位置に$を入れることを忘れないようにしましょう。この位置を間違えると次の作業が失敗します。

なお、私の設定ではマネパのnano口座で500通貨単位で購入しているので500と入力していますが、ご自身の設定に合わせて変更してください。

次に、他の想定レート・購入レートでも同様の作業を行いますが、1つずつ入力していては手間ですし間違いのもとなので、数式をコピーしてしまいましょう。

コピーの方法はいくつかありますが、私は画像⑥にあるとおりコピーしたいセルをドラッグしています。

 

まずはB列の縦を1度にコピーした後、B列の全ての含み損を選択してから右側へドラッグすると、各想定レートとの組み合わせ全ての含み損が一発で計算されます。

先ほどの数式で$マークの位置が間違っているとここで正しく計算されませんので、ご注意ください。

万が一、レート事の個別に購入通貨数を変更させている場合(例えば、85円は500通貨、84円は1000通貨のようなケース)は、この時点で該当箇所の計算式を手動で修正する必要があるので、忘れないように修正しておいてください。

想定レートでの未決済建玉評価損益・純資産額を計算

次に、全てのポジションが成立した場合に、想定レートでどれだけの未決済建玉評価損益(含み損)が発生しているかを計算します。

画像⑦のとおり『未決済建玉評価損益』の右のセルに以下の数式を入力しましょう。

=SUM(B11:B1000)

 

解説この数式の意味するところは、『B11のセルからB1000の数字を全部足し算する』と言うものです。

今回の場合、購入レートは20行目までなので、『B1000ではなくB20では?』と思われるかもしれません。

 

これは、今後、追加で下にトラップを仕掛ける可能性もあるので、その時に漏れなく足し算ができるように広い範囲を設定しています(900本以上ポジションを持つことはないと思いますので)。

数式が入力できましたら先ほど同様に62円があるJ列までコピーしてください。

次に各想定レート時点の純資産額を計算します。
画像⑧のとおり、純資産額のセルの右隣に以下の数式を入力しましょう。

=$B$2+$B$3+B6

 

重要ここでは$マークが複数箇所出てきますので、忘れずに入力しましょう。

入力できましたら、先ほどと同様に62円があるJ列までコピーしてください。

B列からJ列に行くにしたがって、未決済建玉評価損益の額は大きくなり、一方、純資産額は小さくなります。

万が一、そうなっていない場合はどこか数式に誤りがあるので、確認してみましょう。

建玉必要証拠金を入力

次に建玉必要証拠金を計算します。

この建玉必要証拠金ですが、マネパでは他社とは変わった算定方法を用いています。

 

POINT画像⑨の『取引要綱詳細』にあるとおり、マネパでは『前営業日終値のレンジ毎』で必要証拠金を決定しています。
一方、他社の場合では『リアルタイムレート×数量×4%』で算定することが多いと思います。必要証拠金は証拠金維持率の算定に使われ、ロスカットレートの基準に直結します。
したがって、この必要証拠金の額によってロスカットレートが変わってくるので、間違えないようにしましょう。

なお、他社の試算表やロスカットレートを算定する仕組みは、必要証拠金の考え方がマネパと異なるので、マネパの取引では完全に一致しないことがあることに留意しましょう。

上記のことを前提にエクセル表に必要事項を入力していきます。

画像⑩にあるとおり、建玉必要証拠金の右隣のセルに以下の数式を入力しましょう。

=1400*$B$4
※1400は500通貨の場合。通貨数によって異なります。

ここも$マークの位置に気を付けて入力し、69円以下にコピーします。

先ほどの必要証拠金について説明したように、為替レートが一定のレンジでは必要証拠金は変わりませんが、レンジが変わると必要証拠金も変わります。

ここでは65円(65.00円)で変わるので、G列からは以下の数式になります。

=1300*$B$4
※1300は500通貨の場合。通貨数によって異なります。

今回はカナダドル円ですが、例えばドル円であれば現在は107円前後ですので、現在の必要証拠金は100通貨あたり440円となりますね。

 

このようにご自身の運用している通貨レートの必要証拠金を確認しましょう。

証拠金維持率を計算してロスカットレートを見つける

最後に証拠金維持率を計算します。

画像⑪のとおり、証拠金維持率の右隣りのセルに以下の数式を入力しましょう。

=B7/B8

これまで同様に他のセルへもコピーすれば各レートでの証拠金維持率が算出されます。

 

結果を見ると今回の設定では63円~64円の間で100%を切りそうなので、そのレートがロスカットレートとなります。

ここから正確なロスカットレートを把握したいのであれば、想定レートの数値を修正しましょう。

画像⑫のとおり、まずは63円を63.8円にしてみます。すると、証拠金維持率が114%に変わりましたね。

 

次に63.4円にしてみると証拠金維持率が99%になりました。

このように、想定レートを変更していくことでロスカットレートを見つけることができるので、ご自身で色々と設定してみましょう。

これで早見表の基本形は完成です。

 

表に枠線をつけたり色をつけたりするカスタマイズは、それぞれのお好みで設定してもらえればと思います。

次の項ではトラップを追加・削除する場合の編集方法を見てみます。

手動トラリピでの早見表の活用

取引を進めていけば手動トラリピの設定レンジを追加したり、あるいは、削減したりすることがあるかと思います。

今回の早見表ではその都度、購入レートの行を追加・削減すれば、ロスカットレートが瞬時に把握することができます。

連続予約注文をする前に、この早見表を使ってロスカットレートを確認して、今の状態(資金)で追加しても問題ないかを判断しましょう。

 

例えば、画像⑬のように、83.5円と83.0円の間に83.25円を追加したいと思ったときは、画像のように間に行を追加して入力しても良いですし、82円の下に追加しても構いません。
※入力した後は、念のため建玉数が増減しているか確認しましょう。

 

これによって証拠金維持率が変わっていくので、その都度ロスカットレートを確認して、必要に応じて入金するなどの対応を検討しましょう。

なお、基本的にはA列の購入レートを入力すればB列以降は自動で入力されます(エクセルのバージョンによっては入力されないかもしれません)。

自動入力されない場合は、これまで見たように前後のレートのセルをコピーするかドラッグすることで、数字が入りますのでお試しください。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

一度早見表を作ってしまえば、後は状況に応じて数値を少し変えればその都度ロスカットレートの計算が簡単にできます。

具体的には出来上がった表の青色で塗りつぶしてある箇所のみ、変更していけばOKです。

手動トラリピのようなリピート売買では適切な資金管理が命綱となります。

マネパを利用する場合、資金管理のためのツールを何も使っていないようであれば、この早見表を参考にしてもらえればとお思います。
※マネパ以外のFX会社であっても、必要証拠金の計算方法を少し変えれば応用可能だと思います(未検証)。

 

また、表の作成過程で誤りがあったり、改善点があれば遠慮なく問い合わせフォームでもツイッターでも構わないので、ご連絡もらえるとありがたいです。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

【免責事項】
この早見表は私個人のトレード過程で作成したもので万全である保証はありません。
万が一、この表に基づいたトレードの結果、損害が発生した場合でも当方が責任を負うものではありませんのでご了承ください。

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