こんにちは。ケイゾクです。
私は数年前から本格的に楽天経済圏で生活していますが、コツコツ楽天ポイントを貯めては使ってを繰り返しています。
楽天カードをはじめとした楽天関連のサービスを活用することで、文字通り『ザクザク貯まる』のが楽天ポイントです。
こうしたポイントを活用することは、資産作りにはとても重要です。
以下は左側が直近3ヵ月、右側が楽天カード発行後の獲得ポイント推移です。
この楽天ポイントは、定期的あるいは不定期に付与されていて、しかも、1ヵ月以上前の利用が遅れて付与されたりするので、全てのポイントが正確に付与されているか疑問に思っていました。
そこで、今回は楽天市場でお買い物をした場合に、正確にポイントが反映されているかを検証してみました。
結果は間違いなく正確に付与されていることが確認できました(当たり前ですよね)。
しかし、同時に新たな発見があったので、今回、記事として取り上げることとしました。
さて、ここで問題です。
答えについて、以下で検証しながら記載をしているので、ぜひご覧ください。
SPUの獲得ポイントを検証
SPU(スーパーポイントアッププログラム)とは、楽天モバイルや楽天証券と言ったグループサービスの利用状況に応じて、楽天市場でお買い物した際に付与される楽天ポイントの倍率が変動するプログラムです。私の場合、以下のサービスを利用しているので、楽天市場アプリで商品を購入すれば7.5倍からスタートとなります。
- 楽天モバイル
- 楽天ゴールドカード
- 楽天証券
SPUの詳細については公式HPをご覧ください。
直近で獲得したSPUポイントは4月15日に付与された分です。楽天ポイントクラブのアプリまたはHPで確認できます。
ご覧のとおり2月に購入したものと3月に購入したものが、今回のポイント付与の対象となっていて、2月と3月に楽天市場で購入したものは次のとおりです。
ポイントの計算方法
利用するグループサービスによってはポイント付与の倍率が異なりますが、基本的な計算方法は公式HPにあるとおりです。
この計算方法に基づき、購入した商品ごとに獲得できるポイントを計算したものを表にまとめました。
先ほどのSPU獲得状況一覧の『楽天カード利用者特典』については、は楽天ポイントの利用やクーポンを利用した分は倍付けの算定からは除外されるので、併記しています。
上記SPU獲得一覧の①及び②については0.5倍なので141ポイントが付与されています。
③及び⑤については、それぞれ94ポイント(2月購入分)と284ポイントが付与されています。
④については、ベースとなる284ポイントの2倍で568ポイントが付与されています。
最後に⑥を見てみると、867ポイントが付与されています。
楽天カード利用特典なので、ポイント利用やクーポン利用分は差し引いた金額ベースとなります。
私が作成した上記の表では281ポイントとありますが、281ポイント×3倍=843ポイントとなり、計算が合いません。
楽天カードSPUで送料は対象か対象外か?
さて、冒頭に記載しましたが、ここで私がずっと勘違いしていたことが1つ判明しました。
SPUの公式サイトには以下のとおりSPUポイントアップの対象外となる料金で、送料が記載されています。
したがって、私はずっと送料はSPUポイントアップの対象外だと思っていました。
しかし、先ほど確認したように、この4月に獲得した『楽天カード利用者特典+3倍』で獲得したポイントは867ポイントで、送料を除いて計算した結果とは辻褄が合いません。
どうにも納得できないので、問い合わせ窓口で聞いてみましたところ、以下の回答が返ってきました。
結論から言うと、楽天カードでの支払額が対象なので、送料も含まれるとのことでした。
う~ん…
公式サイトの説明では送料は対象外と書いてあるのにな~と納得はできませんでしたが、利用者が損をしているわけではないので、そこで矛を収めました。
そもそも表記が『送料またはラッピング料』って言うのも???な感じですよね。
『または』とあるので『送料かラッピング料』どっちかは対象外になりますよってことですし。
『送料及びラッピング料』なら『送料もラッピング料も対象外』ってことになりますが。
と、揚げ足を取るために確認したかったわけではないので、送料も対象になる!と言うことで一件落着です。
一部、送料込みの支払額が対象になるとのことなので、3月5日のベビー用品を送料込みの値段に修正して表を作成すると、289ポイントが出てきました。これで⑥の867ポイントも間違いないことが確認できました。
キャンペーンポイントの獲得状況を検証
次にキャンペーンポイントを確認したいと思います。
キャンペーンポイントは定期的なものと不定期なものがあります。
定期的なものの代表例は『5と0のつく日は5倍』とかで、不定期なものの代表例は『購入履歴の対象商品限定エントリー&リピート購入で2倍』ですね。
ほとんどがSPUと一緒に毎月15日前後に付与されます。
今回獲得したキャンペーンポイントは次のとおりです。
キャンペーンポイント〇倍の考え方
楽天市場を利用する際、『〇〇にエントリーでポイント〇倍』と言う表示をよく見ると思います。この『〇倍』の考え方が個人的には分かりづらいなと思っていました。
例えば、1,000円の商品を買ってキャンペーンポイントの倍率が『5倍』となっていた場合、キャンペーンポイントとして付与されるポイント数分かりますか?
答えは50ポイントではないですよ。40ポイントが正解です。
え?通常は1%付与で、その5倍だから『1,000×1%×5=50』じゃないの??
って私も最初は思いました。
しかし、キャンペーンポイントの説明ページをよく見ると以下のように書いてあります。
つまり、通常ポイントの1%分も合わせると2倍になると言うことで、1%分はベースポイントとしてカウントされていると言うことです。
このことから、例えば、『リピート購入で2倍』と『イーグルス勝利で2倍』にエントリーして1,000円の商品を買った場合、合わせて4倍の40ポイントではなく、以下の計算によって30ポイントが付与されることになります。
- ベースとなる通常ポイント分10ポイント
- リピート購入で2倍によって10ポイント
- イーグルス勝利で2倍によって10ポイント
一方、SPUは楽天市場のサイトでは『+2倍』と言うように『+』が表記されているので、上記の例で言えば20ポイントが加算される計算となります。
なお、キャンペーンポイントの多くはクーポン値引き後の価格が対象となります。
これを前提に、今回獲得したキャンペーンポイントについて検証していきましょう。
リピート購入で2倍を検証
今回対象となったのは3月25日に購入した商品のお米のみで、40ポイントで間違いないですね。
さきほど説明したとおり、2倍だからと言って80ポイントではないですね。
全ショップエントリーで3倍を検証
こちらも3月25日に購入したお米のみが対象です。
『3倍』と言うことは、40ポイント×2=80ポイントで間違いありません。
ママ割で3倍を検証
こちらは主にベビー用品やマタニティ用品が対象となることが多いのですが、今回はお米も対象となっていました。
ベースとなるポイントは68ポイントです。こちらも付与されるのは136ポイントで間違いありません。
5と0のつく日は5倍を検証
このキャンペーンがあるので、私の楽天市場の利用は95%が5と0の付く日と言っても過言ではありません。
(キャンペーンの詳細は公式HPをご覧ください。)
今回は18日にベビー用品を購入していますが、これは新型コロナの影響です。
当時、双子が使用するおしり拭きのストックが無くなってきたので、いつものように箱でまとめて購入しようと15日に楽天市場のアプリを確認したところ軒並み売り切れになっていました。
この時期、コロナの関係でトイレットペーパーやティッシュペーパーの供給が不足すると言うデマが流れていて、オムツやおしり拭きにも飛び火してドラッグストアにはこれら商品が並んでいませんでした。
その日から毎日アプリで確認していたところ、18日にたまたまいつも購入する商品の在庫があったので、日にち関係なく注文したのでした。
検証に戻ると、今回付与されたのは538ポイントです。
さらっと書きましたが実は結構難解な数字です。
まず、対象となるのは18日を除いた買い物が対象となりますね。
次に、私は楽天ゴールドカードを保有しているので、キャンペーンの定義では『7倍』と言うことになります(通常の楽天カードであれば5倍)。
この『7倍』と『538ポイント』のワードがすぐに繋がる方は次の項目は読み飛ばしていただいて構いません。
『5倍』or『7倍』のカラクリ
まずはキャンペーン特典の説明を見てみましょう。
書き方が誤解を与えているのではないかと思うのですが、5と0のつく日はSPUと合わせて5倍or7倍になると言うことなんですね。
特典1(1-1,1-2含む)は5と0のつく日以外で購入しても付与されるポイントです。
楽天市場で楽天カードを利用する場合、SPUポイントの対象になるので、スタートラインは次のとおり3倍または5倍です。
- 通常ポイント1倍
- SPU特典ポイント+2倍(ゴールドカード等なら+4倍)
これに『5と0のつく日』の特典2で+2倍が付与されます。
つまり、5と0のつく日に購入するといつもより+2倍されると言うことです。
したがって、今回の私の場合も+2倍分の538ポイントが付与されていることになります。
ちなみに、ベースとなるポイントは269ポイント(538÷2=269)となっています。これは先ほども説明しましたが、送料込みの値段がベースになっています。
キャンペーン特典の説明では『対象または対象外となるお買い物はSPUと同様です』とあり、『詳しくはこちら』から飛んだページには、対象外として送料が記載されていますが…
なにはともあれ、送料込みのようです(笑)
『楽天カードの利用』なので、送料も楽天カードを使って支払っているので対象となっている整理と理解することにしました。
買い回りで最大10倍を検証
最後にお買い物マラソンでの買い回りです。対象となっている購入日は3月4日~11日です。
今回の私の場合は次の5店舗での購入が対象となるので、4倍となります。
もう何度も出てきているのでお分かりかと思いますが、4倍には通常購入分の1%(1倍)が含まれていますので、買い回り特典として付与されるのは+3倍分です。
今回の私の場合も867ポイントが付与されているので、ベースとなるのは289ポイントです。
これもくどくなりますが、楽天カードでの支払いがベースとなっているので、送料込みの支払額が対象となっています。
通常ポイントを検証
これまで確認してきた、楽天市場利用によって4月15日に付与されたポイントは合計3,685ポイントです。
なお、これには楽天市場利用で付与されるポイントと、楽天カード利用による通常ポイントが加味されていません。
楽天市場利用で付与されたポイントはつぎのとおりで合計362ポイントでした。
楽天カード利用のポイントについては、楽天市場以外での使用も含めた総額で付与されているので個別には抽出できませんが、289ポイント程度が付与されているはずです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ポイント自体はきっとシステムで間違いなく付与されていると思いますが、検証してみると新たな発見もあり、個人的にはなかなか面白かったです。
そもそも、以前から楽天ポイントの表記や説明は少し分かりづらいなと思っていたので、今回の検証によって自分でも少し整理できました。
ポイント付与の仕組みは複雑な面もありますが、利用すればするほど『ザクザク貯まる』のは間違いないので、これからもどっぷり楽天経済圏で生活していきたいと思います。
ポイントで得した分は投資に回すことで、どんどん資産が増えていくことを期待しています。
継続は資産なりですね。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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